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環境ニュース[海外]

イギリスの大手スーパーマーケット等、食品廃棄物を2030年までに半減させることを約束

ごみ・リサイクル その他(ごみ・リサイクル)】 【掲載日】2019.07.02 【情報源】イギリス/2019.06.13 発表

 イギリス環境・食糧・農村地域省(DEFRA)は、イギリスの大手スーパーマーケットや食品メーカー等が2030年までに食品廃棄物を半減させる誓約に署名したと発表した。同誓約に署名した企業・団体は食品業界大手のネスレ、大手スーパーのセインズベリーズなど100を超え、2019年5月に開催したシンポジウム「ステップ・アップ・トゥ・ザ・プレート」にて、政府が食品小売業やレストラン等に食品廃棄物削減対策実施を呼びかけた成果が表れた。
 食品廃棄物削減に取り組む政府や企業等から成るグループ「チャンピオンズ12.3」のデーヴ・ルイス議長は、この成果を歓迎すると共に、署名企業に対して、結束して解決すべき課題を特定する上で不可欠な、各企業における食品廃棄物データの公開を呼びかけた。イギリス政府は、2019年初めに食品廃棄物削減のために1500万ポンドの投入計画を公表しており、今後、その枠組みの第2弾として600万ポンドを助成し、食品業界大手による食品廃棄物の年次報告に透明性を確保する方針を打ち出している。【イギリス環境・食糧・農村地域省】

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