一般財団法人環境イノベーション情報機構
アメリカ環境保護庁、再生可能燃料基準(2020年)を提案
【エネルギー その他(エネルギー)】 【掲載日】2019.07.26 【情報源】アメリカ/2019.07.05 発表
アメリカ環境保護庁(EPA)は、再生可能燃料基準(RFS)プログラムの2020年の再生可能燃料および2021年のバイオディーゼルの使用義務量を定めた規則案を公表した。大気浄化法のもと、EPAは輸送燃料に使用するバイオ燃料の年間使用義務量をバイオ燃料の4つのカテゴリー(再生可能燃料全体、先進型、セルロース系、バイオディーゼル)について設定している。今回の提案の主な要素は以下の通り。・2020年の「従来型」再生可能燃料(おもにトウモロコシ・エタノールによる)の量は議会が設定した目標の150億ガロンを維持
・2020年の先進型バイオ燃料の量は2019年より1億2000万ガロン多い50億4000万ガロン
・2020年のセルロース系バイオ燃料は2019年より1億2000万ガロン多い5億4000万ガロン
・2021年のバイオディーゼルは2020年基準と同じ24億3000万ガロンに維持
再生可能燃料全体では、2020年の使用義務量は200億4000万ガロンと提案された。【アメリカ環境保護庁】