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環境ニュース[国内]

千葉市、BDFをごみ収集車の燃料に 廃食油の持ち込み呼びかけ

エネルギー バイオマス】 【掲載日】2019.08.08 【情報源】地方自治体/2019.05.29 発表

 千葉市は、使用済み天ぷら油などの廃食油をリサイクルしたバイオディーゼル燃料(BDF)をごみ収集車の燃料として利用している。可燃ごみの減量と二酸化炭素(CO2)の排出削減を図る。
 BDFは植物油から製造される。BDFを燃やして排出されるCO2は、植物油の原料である植物が成長過程で吸収したCO2であるため、大気中のCO2は増えないとみなされる。
 市内の自治会などでは、家庭から出た廃食油を回収し、リサイクル業者に売却している。市はリサイクル業者が製造したBDFの一部を購入し、若葉・緑環境事業所のごみ収集車2台の燃料に利用している。
 市は、家庭の廃食油を回収場所に持ち込んでもらうよう呼びかけている。対象は、オリーブオイル、菜種油(キャノーラ油)、サラダ油、大豆油、ごま油などの植物油。
 廃食油から天かすなどの不純物を取り除き、2L以下のペットボトルに入れて回収場所に持ち込む。ペットボトルは返却せず、処理工場で洗浄後、リサイクルする。回収場所と回収日時は市ホームページで確認できる。

提供:月刊ビジネスアイ エネコ(日本工業新聞社)

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