ASEAN加盟国、アセアン遺産公園35周年に第6回会合を開催へ

【自然環境 自然公園】 【掲載日】2019.08.29 【情報源】国際機関／2019.08.09 発表

　ASEAN加盟国は、アセアン遺産公園（AHP）計画の35周年に際し、2019年10月21〜24日にラオスのパークセーで第6回AHP会合を開催する。AHPに指定された保護区域は、生態学的な十全性、生物多様性の豊かさ及び保全の重要性の観点からASEAN地域において価値が高いと認められている。同会合では、「公園と人のための持続可能性とイノベーション」をテーマに、革新的で優れた保護区域管理の実践例やAHPが直面している課題等が議論される。保護区域と野生生物に関するASEAN・EU政策対話のほか、分科会や展示会なども開催予定で、政策立案者や保護区域管理者、生物多様性分野の専門家に加え、国際機関や企業、先住民、市民、学界、若者の代表者が出席する。AHP計画の事務局であるアセアン生物多様性センター（ACB）とラオス農林省林野局が共催するという。ACBによると、AHPにはすでに44カ所が指定されている。また、AHPへの推薦を受けている保護区域がタイに2カ所、ベトナムに2カ所、ミャンマーに1カ所ある。【東南アジア諸国連合】