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環境ニュース[海外]

世界資源研究所、アフリカ東部で再生可能エネルギーを普及させるデータプラットフォームを公開

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2019.09.24 【情報源】研究機関/2019.09.04 発表

 世界資源研究所(WRI)は、アフリカ東部で再生可能エネルギー普及に必要な情報を提供するプラットフォーム「エネルギー・アクセス・エクスプローラー」を公開した。世界で電気を利用できない人は約8億4000万人おり、ケニアでは約1300万人(人口の25%)、タンザニアでは3800万人(68%)、ウガンダでは3100万人(78%)にのぼる。プラットフォームにはエネルギーの潜在性(ポテンシャル)、人口密度、地形、収入分布など20以上のデータセットが含まれ、電気の普及と、健康、貧困、ジェンダー、教育などの開発課題との関係も把握できる。ケニアの教育・医療施設がある重要地域の82%は太陽光発電の大きな可能性が、68%は水力発電の可能性があるなど、再生可能エネルギーの膨大な可能性が眠っていることが示された。エネルギー需要、経済活動、インフラや資源へのアクセスに基づいた援助の必要性を示す指標も含まれ、投資家や開発銀行は電力普及への資金援助が最も効果的な地域を判断できる。【世界資源研究所

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