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環境ニュース[海外]

気候エネルギーソリューションセンター、回収CO2利用市場を成長させる方法を分析

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2019.09.25 【情報源】国際機関/2019.09.05 発表

 気候エネルギーソリューションセンター(C2ES)は、発電所や工場から回収したCO2の利用市場を成長させる方法を分析した。CO2回収・利用・貯蔵(CCUS)技術には温室効果ガス排出削減の大きな可能性があり、既に石油増進回収法(EOR)による石油生産で広く利用されている。今回C2ESは、回収CO2のEOR以外の利用方法として、建築資材、燃料、プラスチック、化学物質、藻類に由来する製品(燃料、家畜飼料、肥料等)の生産を取り上げ、現時点ではあまり普及が進んでいないものの、これらの産業分野に市場成長の潜在性があることを示した。回収CO2利用市場を構築し、継続的な成長を実現するため、2030年を目標年とし、研究開発、CO2輸送パイプラインの拡大とクリーンエネルギー基準の導入、経済成長と温室効果ガス排出削減の一連の政策を分析した。技術開発と商用化の度合いは分野によって大幅に異なり、連邦規模の行動とともに州や地方政府が固有の状況に合わせた政策を策定する必要があるとして、多様な政策オプションを推奨した。【気候エネルギーソリューションセンター】

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