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環境ニュース[海外]

ドイツ 連邦内閣が部門ごとに拘束力を持つ目標値を定めた気候保護法案を承認

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2019.10.25 【情報源】ドイツ/2019.10.09 発表

 ドイツ連邦内閣は、気候保護法案を承認した。気候保護法案では、各部門に対し、2020年から2030年まで、毎年、拘束力を持つ気候保護目標を定めており、連邦環境庁と独立した専門家委員会によって各部門の動向は監視され、削減に向けた軌道から逸脱する場合、所轄官庁が直ちに対応するとしている。これにより、2030年を目標年とする包括的な気候目標(1990年と比較してCO2排出量を55%削減)が確実に達成されることを保証している。さらに気候保護法案では、ドイツにおける温室効果ガスニュートラルを2050年までに達成するとする新しい目標を定めている。連邦政府には、2025年に、2030年以降の年間削減量を設定することが求められており、これにより2050年の温室効果ガスニュートラルに向けた道のりを正確に示すことが定められている。気候保護法案は、今後、連邦議会で審議される。今回、連邦内閣は、気候保護プログラム2030も同時に承認した。プログラムには、今年後半に内閣で承認予定の多数の包括的な対策が含まれており、プログラムの効果は、鑑定人によって評価され、その結果は公開される。【ドイツ連邦環境省】

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