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環境ニュース[海外]

欧州委員会、世界の動植物園らに生物多様性保護に関する意識啓発を呼びかけ

自然環境 生物多様性】 【掲載日】2020.03.19 【情報源】EU/2020.03.03 発表

 欧州委員会は、2020年3月3日の世界野生生物の日に、世界中の国立公園、水族館、植物園、動物園、科学館、博物館らに世界連合として生物多様性の危機の重大性を伝えることを呼びかけた。欧州委員会が2017年に立ち上げたプラスチック汚染への意識向上を図る世界連合は、41か国200超の水族館が参加し大きな成功を収めた。生物多様性世界連合は、この成功に続き、2020年10月開催予定の生物多様性条約(CBD)第15回締約国会議(COP15)に向け、機運を高めるもの。欧州委員会は2020年3月にEU生物多様性戦略の公表を、6月1〜5日にはEUグリーン・ウィークの開催を予定しており、国、地域、地方、NGO、企業、科学者、市民らにもCOP15に向けた啓発活動を行うよう求めた。世界連合立ち上げ式はモナコ海洋博物館で行われ、ヴィルギニユス・シンケビチュウス環境・海洋・漁業担当委員は、「生物多様性の保護は、気候変動対策や、食料、健康、経済を守ることにもつながる」と述べた。【欧州委員会】

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