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環境ニュース[海外]

デンマークエネルギー庁、ベトナム当局と洋上風力発電の推進措置を協議

エネルギー その他(エネルギー)】 【掲載日】2020.06.05 【情報源】デンマーク/2020.05.19 発表

 デンマークエネルギー庁(DEA)、ベトナム電力・再生可能エネルギー局(EREA)、沿岸域の4省等は、ベトナムにおける洋上風力発電の開発推進のためオンライン会議を実施した。ロードマップ情報の報告書のレビューを行い、ベトナム政府によるプロセス効率化の措置を協議することが目的である。
 ベトナムでは、電力消費量が過去10年間に平均で年率10%増加、また化石燃料を輸入に依存していることから、今後10年間の電力開発計画でクリーン電源の追加が必要となる。デンマークは、2013年にベトナムの低炭素経済への移行促進を目的とした長期協力協定を締結、「ベトナムエネルギー展望」をはじめ同国の開発計画を支援している。ベトナムは3000kmを超える海岸線と洋上風力の好条件を備えた有望な洋上風力市場であり、その潜在力は160GWにも及ぶという。
 DEAとEREAはロードマップ情報として、背景分析(資源分布・用地選定、LCOE評価、送電網分析等)の定量的結果とともに、洋上風力産業促進のための提言(規制・許可・支援計画、サプライチェーン等)をまとめ、2020年9月に最終版を公表する予定である。
【デンマークエネルギー庁】

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