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環境ニュース[海外]

カナダ環境・気候変動省、ブリティッシュコロンビア州で絶滅危惧種生息地の連続性を保護

自然環境 野生動植物】 【掲載日】2020.08.20 【情報源】カナダ/2020.08.04 発表

 カナダ環境・気候変動省は、ブリティッシュコロンビア州南東部クートニー地域で絶滅危惧種の生息地と生態系の連続性を保護・回復するため、自然レガシーイニシアティブのカナダ自然基金から4年間で200万ドル拠出すると発表した。対象地域は、ボナンザ生物多様性回廊、クレストン渓谷、ウィクリフ野生生物回廊、コロンビア渓谷湿地の4区域で計約100万ヘクタールにおよぶ。同区域は生物多様性が高く、ハイイログマ、ヒョウガエル、ニシアメリカオオコノハズクなど絶滅危惧種28種の重要な生息地である。同区域で実施される具体的な取組によって、生物種は好適な生息地への移動や生息範囲の変更を通じて気候変動など大規模な攪乱に対応しやすくなるという。カナダ政府は2018年予算で自然レガシーイニシアティブに同国の自然保護史上最大の13億5000万ドルを投資し、そのうちカナダ自然基金の絶滅危惧種のための地域社会指定優先区域プログラムには4年で1560万ドル割り当てた。
 カナダ政府は2018年予算で自然レガシーイニシアティブに同国の自然保護史上最大の13億5000万ドルを投資し、そのうちカナダ自然基金の絶滅危惧種のための地域社会指定優先区域プログラムには4年で1560万ドル割り当てた。
【カナダ環境・気候変動省】

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