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環境ニュース[海外]

世界気象機関、アメリカ、カリフォルニア州デスバレーで記録した同地の8月の史上最高気温54.4℃を検証へ

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2020.09.04 【情報源】研究機関/2020.08.18 発表

 世界気象機関(WMO)は、2020年8月16日にアメリカ、カリフォルニア州デスバレーのファーニスクリーク観測所で観測された記録的な高温54.4℃を検証すると発表した。デスバレーでは、1913年7月に世界最高気温56.7℃を記録しており、今回の記録的高温は同地の8月の史上最高気温となる。観測値は、WMO気象気候極値アーカイブの調査官による装置・技術の評価等諸情報を含めた検証の後、正式な値とされる。
 気候変動の結果、近年、極端な高温化傾向が続き、史上最高気温は短期間のうちに更新されている。アメリカ西海岸熱波が持続し、各地で記録更新があいつぐ。北半球の2020年7月は史上最も高温で、2020年1月〜7月は全球で史上2番目の高温であった。北極の海氷面積は7月としては最小、シベリアは熱波が継続し森林火災が拡大した。ヨーロッパ西部・中央部も熱波に襲われ、8月第2週(8月9日〜)には多くの地点で高温記録を更新した。日本では8月17日に浜松市で、史上最高気温タイの41.1℃を記録した。
世界気象機関

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