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環境ニュース[国内]

アサヒグループホールディングス、地域における有機系資源のリサイクルによる農地活性化実証事業を開始

ごみ・リサイクル その他(ごみ・リサイクル)】 【掲載日】2020.09.28 【情報源】企業/2020.08.06 発表

 株式会社ウエルクリエイト、NTT西日本グループ、一般社団法人SOFIX農業推進機構、アサヒバイオサイクル株式会社は、地域における有機系資源を低価格で高機能な有機堆肥リサイクルし広く活用することで、廃棄物処理コストを抑制し、かつ、地域の農耕地の肥沃化により農作物品質と収穫量の増大に繋げ、地域経済を活性化していくことを目的とした実証事業を開始した。
 実証事業を行うエリアは宮城県、滋賀県、沖縄県、実証事業期間は2020年7月から2021年2月まで。

各社各組織の役割
・ウエルクリエイト:食品残渣などを堆肥化する「地域食品資源循環ソリューション」の提供運用。
・NTT西日本グループ:有機資源から生成した堆肥および農地土壌の成分データをクラウド上に蓄積するシステムの構築提供。
・SOFIX機構:SOFIX(土壌肥沃度指標、Soil Fertile Index)診断技術を用いることによる農地肥沃化に関する定量的分析の実施。
・アサヒバイオサイクル:独自の有用微生物を配合した堆肥化促進材「サーベリックス」の提供および有用微生物活用技術を用いることによる、有機系堆肥の、土壌の多様性への貢献に関する定量分析(堆肥および土壌の菌叢解析)実施。

 各社各組織は、2020年度の本実証事業における知見を踏まえ、上述の地域資源循環システムを事業として広く展開し、地域経済の活性化に貢献すべく、引き続き連携し取り組んで参いく。
 国内地域への展開のみではなく、東南アジアなどの新興国への展開も進めていく予定、としている。
【アサヒグループホールディングス株式会社】

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