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生物多様性条約、「地球規模生物多様性概況第5版」で愛知目標の未達を報告

自然環境 生物多様性】 【掲載日】2020.10.05 【情報源】国際機関/2020.09.15 発表

 生物多様性条約(CBD)は、「地球規模生物多様性概況第5版(GBO-5)」を公表し、自然環境の悪化が続き人類は岐路に立っていると警鐘を鳴らした。
 GBO-5では、2010年に合意した2020年の愛知目標の達成状況について、CBD第6回国別報告書や最新の科学的知見を基に分析。保全活動による絶滅の抑制、陸・海の保護地域の拡大など進展はあったものの、20の目標のうち、部分的に達成した目標が6つで、完全に達成した目標は無かったという。GBO-5は、従来通りの活動から持続可能な活動へ早急に移行することを求め、変革が必要な8分野(土地と森林、農業、食料システム、漁業と海洋、都市とインフラ、淡水、気候行動、生物多様性を含めた統合的移行)を示した。生物多様性保全の資金については、過去10年間で公的な開発援助等を通じた資金は倍増したが、資金を増額した国は一部だったという。生物多様性に関する行動は、気候変動や長期的な食料安全保障、健康への対応に欠かせないものであり、コロナ危機からの復興を機に行動すべきと指摘。CBDのポスト2020世界枠組および新目標の交渉が進む中、緊急行動の必要性を強調した。
生物多様性条約】

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