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環境ニュース[海外]

世界渡り鳥の日2020、「世界をつなぐ渡り鳥」をテーマに10月10日に実施へ

自然環境 野生動植物】 【掲載日】2020.10.27 【情報源】国際機関/2020.10.08 発表

 ボン条約移動性野生動物の種の保全に関する条約、CMS)によると、2020年10月10日の「世界渡り鳥の日」に際して、今年のテーマ「世界をつなぐ渡り鳥」のもと、世界各地で様々なイベントが多数開催される。「世界渡り鳥の日」は、渡り鳥と、渡り鳥を保護するための国際協力の重要性について関心を高めてもらうため、CMSとアフリカ・ユーラシア渡り性水鳥保全協定(AEWA)の2つの国連条約が主導し毎年5月と10月の第2土曜日に実施されている。今年のテーマは渡り鳥の生存に不可欠な生態系の連続性や一体性を保全し回復させることの重要性に焦点を当てている。繁殖や休息、越冬等のために移動する渡り鳥は、渡りルート上の湿地や森林などのネットワークに大きく依存しており、生態系機能や生命の維持に極めて重要な役割を果たしているほか、人間にとっての経済的利益なども生み出している。しかし現在、生息地の減少や違法な狩猟等によって渡り鳥は数々の脅威にさらされており、世界的に個体数の減少が顕著だという。CMSは、渡り鳥の保護には渡りルートに沿って国境を越えた多国間協力が必要だとしている。
ボン条約

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