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アメリカ環境保護庁、2016年改正州横断型大気汚染規制の改正を提案

大気環境 大気汚染】 【掲載日】2020.11.04 【情報源】アメリカ/2020.10.15 発表

 アメリカ環境保護庁(EPA)は、「米国環境大気質基準(NAAQS)の2008年オゾン基準準拠の州横断型大気汚染規制」(CSAPR Update)の改正を提案した。CSAPRは、風にのって州間を移動する大気汚染物質の風下の州への影響を軽減するため、風上の州の排出を規制する。
 CSAPR Updateは21州を対象とするが、今回の提案では、2021年以降風下州へ影響を与えないことが明らかとなったとしてアラバマ州その他の9州が除外され、イリノイ州その他の12州が対象とされた。EPAはこれら12州に対し、新たな排出基準の実施計画を示す。実施により、2021年オゾンシーズン(5〜9月)の12州のNOX排出は1万7000トン削減され、現在電力部門で実施中の改善を加えると、2019年より2万6000トン、約20%減少するという。
 CSAPR Updateは2016年の策定後、不法な過剰規制であるなどとしてウィスコンシン州ほかから申立てがあった。これに対し、2019年9月、コロンビア特別区巡回区連邦控訴裁判所は差戻の判断を下した。今回の提案はこれに応えるものである。提案は、パブリックコメント、ウェブ公聴会を経て議会に提出される。
【アメリカ環境保護庁】

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