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環境ニュース[海外]

フランス、国内レッドリストの活動をもとに生物多様性の現状は切迫と報告

自然環境 生物多様性】 【掲載日】2021.03.22 【情報源】国際機関/2021.03.03 発表

 国際自然保護連合(IUCN)フランス委員会、フランス生物多様性局(OFB)、国立自然史博物館(MNHN)は、3月3日の世界野生生物の日に合わせ、フランス版レッドリスト(絶滅のおそれのある野生生物種リスト)の過去13年間の活動を振り返り概況を報告した。それによると、この間にフランス本土と海外領土の生物種1万3842種が評価された。そのうち2430種は絶滅のおそれがあり、187種が絶滅したという。報告では、哺乳類両生類といった分類群ごとに絶滅のおそれの度合いを明らかにし、状況の切迫さと対策の優先度を示した。また、2100種以上が「データ不足」のカテゴリーに分類されているとして知識の必要性も指摘した。国内レッドリストはIUCNフランス委員会と、OFB・MNHN・フランス国立科学研究センター(CNRS)の「自然遺産」共同機関(UMS PatriNat)が発行している。これまでに31のパートナー機関から500人以上の専門家が作成に協力した。
【フランス生物多様性局】

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