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環境ニュース[海外]

アメリカ環境保護庁、ハイドロフルオロカーボンの段階的削減のための規則を提案

環境行政 法令/条例/条約】 【掲載日】2021.05.21 【情報源】カナダ/2021.05.03 発表

 アメリカ環境保護庁(EPA)は、モントリオール議定書キガリ改正に沿ってハイドロフルオロカーボン(HFC)を削減するために2020年12月に制定された米国イノベーション及び製造業法(AIM法)に基づき、段階的削減を実施するための規則を提案した。HFCの生産・消費量の割当制を骨子とし、今後15年間で製造・輸入量を85%削減する。EPAは各社からのデータ等を基に割当量を決定し、2021年10月1日までに発表する。製造者、輸入者、使用者は、2022年1月1日から割当に従うこととなる。その後の割当量については再度検討される。HFC削減は、2022〜2050年に2839億ドルの利益を生む。この間の総排出削減量はCO2換算で47億トン、2019年の電力部門の排出量3年分に相当する。EPAが実施した環境正義に関する研究も、この規則案はもっとも脆弱な人々の利益となることを示す。規則案はパブリックコメントと公聴会を経て、2021年9月23日までに成立する。【アメリカ環境保護庁】

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