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環境ニュース[海外]

ドイツ 化学産業界の気候保護プラットフォームが運営開始

環境一般 調査/研究】 【掲載日】2021.05.16 【情報源】ドイツ/2021.05.03 発表

 ドイツ連邦環境省(BMU)が支援する「気候保護プラットフォームChemistry4Climate」が運営を開始した。これは、ドイツ化学工業協会(VCI)が主催するもので、化学産業、エネルギー産業、送電線事業、廃棄物処理・リサイクル産業、機械・プラントエンジニアリング、研究機関、市民団体の間で知見や経験を共有することを目的としたもので、部門を超えたプラットフォームである。2050年に気候ニュートラルを実現するために化学産業界の支援を行う。連邦環境省は、エネルギー・気候基金(EKF)から約62万5,000ユーロの資金を拠出し、今後2年間にわたりこのプロジェクトを支援する。化学産業界は脱炭素化に向け数多くの課題に直面しており、産業界の枠組みを超えた解決策を必要としている。プラットフォームには、ドイツ技術者協会(VDI)も参加しており、関係者が一堂に集まることにより、化学産業の脱炭素化に向けた相乗効果を確認し、具体的なプロジェクトのアイデアを促進していく。【ドイツ連邦環境省】

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