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環境ニュース[国内]

鹿児島県、「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島」に係る国際自然保護連合(IUCN)による評価結果及び勧告について発表

自然環境 身近な自然の保全】 【掲載日】2021.05.31 【情報源】地方自治体/2021.05.10 発表

 世界自然遺産登録に向けた取組を行っている「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島」について、ユネスコの諮問機関である国際自然保護連合(IUCN)から評価結果及び勧告が通知された。
 「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島」については、「島の成り立ちを反映した独自の生物進化を背景とした、国際的にも希少」として、[生物多様性]に関する顕著な普遍的価値が認められ、世界遺産一覧表への「記載」が適当との勧告がなされた。
 今後、令和3年7月16日から7月31日まで、第44回世界遺産委員会がオンラインで開催され、今回のIUCNの勧告を踏まえ、「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島」の世界自然遺産登録の可否が審査される。

 「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島」の世界遺産登録に向けたこれまでの経緯
 平成15年5月:「世界自然遺産候補地に関する検討会」(環境省、林野庁合同)を開催し、世界自然遺産の候補地として選定
 平成25年1月:国が世界遺産暫定一覧表に記載を決定(ユネスコ世界遺産センターへ暫定リスト追記申請書を提出)
 平成29年2月:ユネスコ世界遺産センターへ推薦書を提出
 平成29年10月:IUCNによる現地調査
 平成30年5月:IUCNによる世界遺産一覧表への「記載延期」が適当との勧告
 平成30年6月:国は推薦を取り下げ
 平成31年2月:ユネスコ世界遺産センターへ推薦書を再提出
 令和元年10月:IUCNによる現地調査

【鹿児島県】

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