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環境ニュース[国内]

三菱地所、埼玉県東松山市でバイオマス発電事業に参入

エネルギー バイオマス】 【掲載日】2021.06.02 【情報源】企業/2021.05.31 発表

 三菱地所株式会社、静岡ガス&パワー株式会社、プロスペックAZ株式会社は、3社共同で合弁会社「東松山バイオマス発電合同会社」を設立し、街路樹の剪定枝等を活用したバイオマス発電事業にこのほど参入。埼玉県東松山市にバイオマス発電所(発電容量1990kW)を開発、2022年度より運転を開始する予定。
 街路樹は、無機質になりがちな都市景観にうるおいを与えるだけでなく、夏の日差しを遮るほか、排気ガスや騒音をやわらげるなど道路沿いの環境を守る役割があり、また、都市特有の現象であるヒートアイランド現象の緩和にも貢献しています。一方で、都市部の街路樹や公園の樹木などの生育に伴って発生する剪定枝の推定量は関東1都6県だけでも年間約50万トンともいわれており、その大部分は、廃棄処分または焼却処分されている。
 同発電事業では、都市の廃棄物である街路樹や公園の樹木などから発生した剪定材を燃料として再利用し、年間約1500万kWh(一般家庭で約4800世帯分の電力に相当)を発電、年間約6900トンのCO2削減を見込んでいる。
【三菱地所株式会社】

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