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環境ニュース[国内]

商船三井、リトアニアKlaipeda港における液化CO2輸出インフラストラクチャおよび水素生産プロジェクトの共同検討に関する覚書を締結

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2021.06.16 【情報源】企業/2021.05.27 発表

 株式会社商船三井及びラルビック・シッピング社(LS社)は、リトアニア国営のターミナル運営会社クライペドス・ナフタ社(KN社)と、リトアニアのクライペダ港(Klaipeda)に位置する、KN社保有・運営ターミナルに於ける液化CO2輸出インフラストラクチャ開発及び水素生産プロジェクト事業性の共同検討に関する覚書を締結した。
 株式会社商船三井、LS社及びKN社の3社は、CCUS(Carbon dioxide Capture Utilisation and Storage)事業が低・脱炭素化社会を実現する手法の一つとして注目されていることを認識し、リトアニア及び潜在的には広くバルト海沿岸諸国に由来する液化CO2をクライペダ港から海上輸出するロジスティクス及びバリューチェーンの構築を検討。また、燃焼時にCO2を排出しないクリーンエネルギーとして世界的に注目が集まっている水素をクライペダ港湾ターミナルで生産するプロジェクトの事業性について検討する。
 今回の共同研究において、KN社は石油製品とLNGの取り扱い経験を通じて蓄積された深い知見に基づき、陸上ターミナル施設に関する液化CO2輸送の出荷施設および水素生産の事業性につき検討を担当し、株式会社商船三井とLS社はこれ迄培ってきた知見と技術力に基づき、液化CO2の安全輸送及び安全荷役に関する検討を担当する。株式会社商船三井とLS社は今回の共同研究を通じ、KN社と共にリトアニア及びバルト海沿岸諸国の低・脱炭素社会の実現に貢献していく。
【株式会社商船三井】

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