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環境ニュース[海外]

国際エネルギー機関、世界のエネルギー投資は回復基調だが、排出実質ゼロ達成には2020年代のうちに3倍増が必要と報告

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2021.06.22 【情報源】国際機関/2021.06.02 発表

 国際エネルギー機関(IEA)は、「世界エネルギー投資2021」を発表した。見通しでは、2021年の世界のエネルギー投資は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)危機による前年の落込みから回復し、10%増の1.9兆ドルとなる。クリーンエネルギー技術投資は7500億ドルだが、2050年までの排出実質ゼロ達成には、2020年代に3倍増が必要である。特に新興市場、途上国が遅れている。電力投資は前年から5%増の8200億ドルで、史上最高となる。6年連続で石油・天然ガス投資を上回った。発電施設新増設投資のうち、再生可能エネルギー向けは70%を占める。石炭火力発電の承認は5年前の80%減であるが、2020年の新規施設承認の微増など懸念がある。石油・天然ガス開発投資は10%増だが額は危機前を大きく下回り、この部門の投資総額中のクリーンエネルギー技術投資額は、2020年の1%から2021年には4%に増加する。2020年の持続可能債の発行額は過去最高であった。国際株式市場ではすでに、再生可能エネルギー部門のリターンが化石燃料部門を上回っている。
国際エネルギー機関

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