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環境ニュース[海外]

国連環境計画と国連食糧農業機関、生態系の回復は喫緊の課題とする報告書を発表

地球環境 その他(地球環境)】 【掲載日】2021.06.23 【情報源】国連/2021.06.03 発表

 国連環境計画UNEP)と国連食糧農業機関FAO)は、6月5日の世界環境デーと「国連生態系回復の10年」の開始にあたり、生態系の回復は喫緊の課題とする報告書を発表した。報告書「人間、自然、気候のための生態系回復」によると、世界のGDPの半分は自然に依存するが、耕地の20%は生産性が低下、海洋生態系の66%は劣化、水・大気質の悪化は健康被害をもたらし、自然の劣化と気候変動は食料安全保障を脅かしている。人類は地球1.6個分の資源を消費しているといわれる現在、報告書は、保全では足りず回復が緊要と主張する。
 十全の回復策によれば、予測されている生物種絶滅の60%が回避可能であり、さらに回復投資1ドルは30ドルの利益を生むという。報告書は、各国に対し、公民連携による投資の促進と回復政策に逆行する補助金の廃止、今後10年間で総計10億haの土地回復を目指すリオ3条約、ボンチャレンジにもとづく各国の約束の実行、海洋に関する同様の約束の表明、パンデミック復興計画への生態系回復の編入などを求めている。
国連環境計画 世界自然保全モニタリングセンター

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