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環境ニュース[国内]

東レ、グリーン水素へのエネルギー転換プロジェクト「H2-YES」におけるP2Gシステムの試運転を開始

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2021.06.30 【情報源】企業/2021.06.07 発表

 東レ株式会社は、山梨県、東京電力ホールディングス株式会社(東京電力HD)、株式会社東光高岳とともに、甲府市米倉山(こめくらやま)の電力貯蔵技術研究サイトにおいて、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の委託事業として、共同で技術開発を進めてきた、再生可能エネルギーの電力でグリーン水素を製造し、化石燃料の利用を低減させることを目的としたプロジェクト「H2-YES」(エイチ・ツー・イエス)におけるP2G(パワー・ツー・ガス)システムの試運転を6月7日から開始した。
 今回の試運転は本年秋頃までを予定しており、水素の製造及び貯蔵等に係る試験調整を行いつつ、山梨県内の工場やスーパーマーケットへ輸送し利用する一貫したシステムにより、社会実証試験を全国に先駆けて開始する。今後は、段階的に水素の製造量を増加させ、年内を目途に、当初の計画である「1時間あたり300Nm3、年間45万Nm3」の水素による本格的な実証試験へと移行する計画となる。
 山梨県、東レ、東京電力HD及び東光高岳は、2050年までに温室効果ガスの排出を実質ゼロにするカーボンニュートラル社会の実現に向け、P2Gシステムの更なる高効率化・大容量化と、国内外への普及を図るとともに、エネルギー需要家の化石燃料の利用をグリーン水素に大きく転換させるため、引き続き協力して取り組んでいく、としている。
【東レ株式会社】

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