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環境ニュース[海外]

イギリス環境・食糧・農村地域省、G7が生物多様性消失の抑止・回復を目指す「2030年自然協約」を採択と報告

自然環境 生物多様性】 【掲載日】2021.07.01 【情報源】イギリス/2021.06.13 発表

 2021年6月11〜13日にイギリス、コーンウォールで開催されたG7サミットは、2030年までの生物多様性消失の抑止・回復を目指し、次の4本柱からなる「2030年自然協約」を採択した。
 1)インセンティブを変化させあらゆる適切な手段により、サプライチェーンの持続可能化や野生生物違法取引規制を図り、自然資源の持続可能で合法的な利用を実現する。
 2)自然資本生態系サービスの生む便益のGDP編入を提言する報告書「ダスグプタレビュー」などを活用して経済・財政上の意思決定に際し自然を考慮するとともに、自然に投資し、ネイチャー・ポジティブな経済を促進する。
 3)2030年までに世界の陸・海の少なくとも30%を保護するなどの意欲的な国際目標の支援を含め、自然の保護、保全、回復を支援・促進する。
 4)G7各国の首脳は、責任をもって自然に関する行動に取り組み、すべての環境に関する多国間協定を履行する。
 会期中、議長国のイギリスは、途上国の貧困・環境対策のため5億ポンドのブループラネットファンドの設立を発表した。
【イギリス環境・食糧・農村地域省】

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