（仮称）鹿児島県における洋上風力発電事業計画に係る計画段階環境配慮書に対する環境大臣意見を提出

【環境行政 環境アセスメント】 【掲載日】2021.07.09 【情報源】環境省／2021.07.08 発表

　環境省は、「（仮称）鹿児島県における洋上風力発電事業計画に係る計画段階環境配慮書」（日本風力エネルギー株式会社・南国殖産株式会社）に対する環境大臣意見を経済産業大臣に提出した。
　この事業は、鹿児島県阿久根市、薩摩川内市及び、いちき串木野市沖の海域において、最大で出力1,500,000kWの風力発電所を設置するもの。
　環境大臣意見では、
　（1）風力発電設備への衝突事故及び移動経路の阻害等による鳥類への影響を回避又は極力低減するため、風力発電設備等の配置等を検討すること、
　（2）海生生物への影響について、適切な調査、予測及び評価を行い、海生生物の生息・生育環境への影響が懸念される場合は、環境保全措置を講ずること、
　（3）主要な眺望景観への影響を回避又は極力低減すること
　等を求めている。