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環境ニュース[国内]

東京ガス、世界初の都市ガス機器利用時の排ガスを利用した「CO2吸収型コンクリート」製造を開始

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2021.08.03 【情報源】企業/2021.07.07 発表

 東京ガス株式会社と鹿島建設株式会社は、このたび、鹿島らが開発したCO2吸収型コンクリート「CO2-SUICOM(R)」を、都市ガス機器利用時の排ガスに含まれるCO2を吸収・固定化させて製造する技術に共同で取り組むことに合意した。また、両社は、東京ガス千住テクノステーションにおいて地先境界ブロックの試験製造を行い、排ガスに含まれるCO2を吸収・固定化できることを確認し、東京ガス日立LNG基地の外構工事に導入した。
 なお、都市ガス機器利用時の排ガスを利用したコンクリートの製造は、世界初の試みとなる。
 東京ガスと鹿島は、今後の本格商品化に向けてCO2固定量を更に増加させる技術開発を進め、無筋プレキャストコンクリートブロックの各種商品(太陽光発電設備の基礎ブロックや境界ブロック等)に「CO2-SUICOM」の技術を活用していくことで、日本国内のCO2排出総量の削減および脱炭素社会の実現に貢献していく、としている。
【東京ガス株式会社】

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