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環境ニュース[国内]

東京ガス、メガワット級水電解装置を利用した水素実証実験を実施

エネルギー 燃料電池】 【掲載日】2021.08.03 【情報源】企業/2021.07.07 発表

 住友商事株式会社と東京ガス株式会社は、このほど、ITM Power plc(本社:英国シェフィールド、CEO:グラハム・クーリー、以下「ITM Power」)が開発したメガワット級固体高分子型水電解装置を使用し、水素利活用に向けた共同実証実験を東京ガス横浜テクノステーション内にて実施することで合意した。
 同実証は、海外製の大型水電解装置による日本で初めての運転検証となる。住友商事は、水素吐出圧力を本製品標準スペックの2MPaから、日本の国内法規に準拠した1MPa未満に調整した2.0MW級の水電解装置を、2022年6月に東京ガス横浜テクノステーションに納品し、共同実証を開始する予定。東京ガスは、水電解装置の設置およびさまざまな運転環境下でのオペレーションを実施し、最新の水電解装置の性能を把握するとともに、機器の運転や関連設備の施工などの大型水電解装置導入に向けたノウハウを蓄積する。製造した水素は東京ガス横浜テクノステーション内にて脱炭素化に向けた水素利活用の研究開発に利用する。実証の成果については両社に共同で帰属するものとし、今後の事業開発に活用していいく。
【東京ガス株式会社】

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