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環境ニュース[国内]

大林組、ポリマー混和材を使用した高耐久な土系舗装を開発し景観と環境負荷低減に配慮した道路整備を実現

水・土壌環境 その他(水・土壌環境)】 【掲載日】2021.08.10 【情報源】企業/2021.07.15 発表

 株式会社大林組は、大林道路株式会社、三光株式会社と共同で、高耐久な土系舗装「オーククレーR」を開発した。オーククレーRには、大林組と三光が開発した、ポリマー混和材「レジバインダー」を使用している。
 これまでの道路整備は、安全かつ円滑な通行を主な目的とするためアスファルト舗装が一般的だったが、近年では周辺環境と溶け込むための景観への配慮や、道路の路面温度上昇による環境負荷への対応といった要望が増えている。そのため、土の質感により公園や街並みと調和することに加え、土の保水性により夏場の路面温度上昇を抑制することができる土系舗装が注目されているが、従来の土系舗装は、路面が荒れやすいため、歩道での適用に限られていた。
 3社は、土の含水状態の影響を受けずに高い強度を発揮するポリマー混和材のレジバインダーを用いることで、舗装材の強度を向上させ、高耐久で路面が荒れにくい土系舗装オーククレーRを開発した。オーククレーRは、軽交通道路にも適用できるため、景観環境負荷低減に配慮した道路整備が可能となる。
【株式会社大林組】

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