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環境ニュース[海外]

EU、気候中立を促進する東欧3ヶ国のプロジェクトに近代化基金から初の資金提供を実施

地球環境 国際環境協力】 【掲載日】2021.08.25 【情報源】EU/2021.08.06 発表

 欧州委員会によると、EUの近代化基金からの初の資金提供となる総額3億443万ユーロが、東欧3ヶ国の気候中立を促進する6件のプロジェクト提案に対して支払われた。受益国はチェコ(2億200万ユーロ)、ハンガリー(1143万ユーロ)、ポーランド(9100万ユーロ)である。同基金は、EUの低所得国10ヶ国が2030年のエネルギー目標を達成できるよう、これらの国におけるエネルギーシステムの近代化やエネルギー効率の向上などを支援するために設立されたもので、EU排出量取引制度(EU-ETS)における排出枠のオークション収益が財源となっている。今回対象となったプロジェクトは同基金の初回支払い期間(2021年1〜6月)に提案が行われていた。資金は主に次の目的に充てられるという。
 ・太陽光発電設備の導入(チェコ)
 ・スマートメーターの普及(ポーランド)
 ・将来的な電気自動車の充電施設向けの送電網の開発(ポーランド)
 ・既存の建物のエネルギー効率の向上(ポーランド)
 ・エネルギーコミュニティづくり(ハンガリー)
【欧州委員会】

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