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商船三井、FSRU向けLNG「再ガス冷熱発電」実証実験に成功、従来型FSRUと比べCO2排出量が半減

エネルギー 省エネルギー】 【掲載日】2021.09.09 【情報源】企業/2021.08.17 発表

 株式会社商船三井は、Daewoo Shipbuilding & Marine Engineering Co., Ltd.(President and CEO:Sung Geun Lee、イ・ソングン、本社:韓国・コジェ:「DSME」)とFSRU向けに共同開発中の「Cryo-Powered Regas(再ガス冷熱発電)」システムについて、DSME玉浦造船所での実証試験に成功した。
 FSRUでは、マイナス約160度のLNGを海水で温めて再ガス化する。再ガス化する際にこれまで海水に排出していたLNGの冷熱を低沸点の熱媒体に移し、温度差だけで発生する熱媒体の蒸気を利用してタービンを回し発電することで FSRU自らが必要とする電力を賄うための燃料、およびFSRUからのCO2排出量を削減することができる。
 今回、小型試験設備を用いて実証に成功し、これを実船規模に換算すると、FSRUが最大定格流量で再ガス化を行う場合にFSRUからのCO2排出量を従来型FSRUよりも約50%削減できることが見込まれる。
 なお、再ガス冷熱発電システムのタービン発電機は三菱重工マリンマシナリ株式会社が独自に開発したもので、再ガス冷熱発電システムを活用したFSRUからのCO2排出削減は「商船三井グループ 環境ビジョン2.1」達成に向けた戦略「さらなる省エネ技術の導入」に沿ったものであり、今回実証に成功した環境にやさしい技術を実装すべく、消費者に提案していく、としている。
【株式会社商船三井】

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