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環境ニュース[国内]

日本IBM、三井化学および野村総合研究所と資源循環型社会の実現に向けコンソーシアム設立、プラスチック素材を扱う産業のDXに貢献

ごみ・リサイクル リサイクル】 【掲載日】2021.09.10 【情報源】企業/2021.08.17 発表

 日本アイ・ビー・エム株式会社は、三井化学株式会社および株式会社野村総合研究所と、資源循環型社会の実現を目指し、コンソーシアムを設立することに合意した。コンソーシアムの活動として、資源循環プラットフォームを利用した実証実験への支援活動、複数企業による研究会開催、コンソーシアムで得た知見等の情報共有やコンソーシアム内外への提言等を計画するとともに、他団体とのオープンな関係構築を通じ、循環型社会の実現を目指していく。
 三井化学と日本IBMは、本年4月に循環型社会実現に向け課題となる、「素材のトレーサビリティ」を担保するため、ブロックチェーン技術を活用した資源循環プラットフォーム構築に向け、協働を開始した。今回、その取り組みを加速、拡大させるため、NRIを交えた3社でコンソーシアムの設立を目指す。コンソーシアムでは、トレーサビリティを通しリサイクル材の市場流通を促進し、循環型社会の構築を目標に、以下を目的に活動する予定。
 コンソーシアム設立後は、自社製品のリサイクルおよびリサイクル材を活用した製品づくりを推進したい製造業者、回収や解体する製品の素材情報の把握やリサイクル材に付加価値をつけたいリソーシング産業、物流に新たなソリューションを生み出したい物流業者、ESG投資を検討している金融機関など、コンソーシアムの趣旨に賛同する企業の参加を受け付けることを想定し、循環型社会を共に創造することを推進する。
 三井化学、日本IBM、NRIは、これからもプラスチックを中心とした素材の資源循環型社会の実現に向けてそれぞれの強みを活かし共同で取り組んでいく、としている。
【日本アイ・ビー・エム株式会社】

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