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環境ニュース[国内]

化学物質アドバイザー(仮称)制度のパイロット事業参加者を募集

健康・化学物質 有害物質/PRTR】 【掲載日】2003.02.04 【情報源】環境省/2003.02.03 発表

 環境省は化学物質や環境リスク(人の健康や生態系に影響を及ぼすおそれ)についての客観的な情報の提供を行ない、リスクコミュニケーションを推進するための「化学物質アドバイザー(仮称)」の登録・派遣を試行的に行うパイロット事業を着手することを決め、手始めに平成15年2月14日まで化学物質アドバイザーの募集を開始することにした。
 環境省が想定している「化学物質アドバイザー」の能力とは、市民、企業、行政の要請に応じ、化学物質による環境リスク、PRTR制度の仕組みに関する疑問に答え、専門的な情報を分かりやすく解説できる人材。化学物質、環境リスク、PRTR制度、リスクコミュニケーションに関する知識や技術が一定レベル以上である応募者を対象に講習・審査を行い、認定する方針だ。
 ただし、同省が実施している「環境カウンセラー」制度同様、「化学物質アドバイザー」は資格ではなく、環境省の支援の下に自発的に情報提供に関する協力活動を行うこととされている。
 なお今回のパイロット事業への応募は(1)「化学」、「薬学」、「毒性学」または化学物質アドバイザーの業務に関係が深いと考えられる分野について大学レベルの課程を修了していること、(2)上記知識を生かした社会での実務経験が5年以上あること、(3)パソコンやインターネットを使用でき、web閲覧や電子メール利用ができること、(4)認定のための講習の全日程に参加可能であること−−などの要件を満たしていることが必要。【環境省】

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