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環境ニュース[海外]

デンマーク、2030年の排出削減目標の達成に向け、2025年を新たな期限とし行動を加速へ

エネルギー その他(エネルギー)】 【掲載日】2021.10.18 【情報源】デンマーク/2021.09.29 発表

 デンマーク気候・エネルギー・建物省は、国家気候法(2019年可決)で定める、2030年までに排出量1990年比70%削減という目標の達成に向けて行動を加速すると発表した。2025年を期限とし、24のイニシアティブから成る具体的な政策ロードマップを策定するという。
 策定済みの政策では、同目標の達成に必要な削減量の半分を実現できる見込みだという。今回、重要な気候技術を全て分析し、目標達成には遅くとも2025年までに全政策を決定する必要があると判断した。目標達成に向けた重要なイニシアティブとして、2021年は再生可能エネルギー由来の水素を用いたグリーンな燃料(eFuel)の開発戦略、CO2回収の新計画等を、2022年は産業・エネルギー部門、航空・道路輸送部門のグリーン化等を提示する。
 2030年の排出目標を達成するには、これまでの決定及び政策案で削減可能な分に加え、約1000万トンの排出削減(CO2換算)が必要である。政府の分析によると、同目標は複数の異なる方法を用いることで実現できる。技術的には2030年におよそ2400万〜3200万トンの排出削減が可能だという。
【デンマーク気候・エネルギー・建物省】

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