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環境ニュース[国内]

東芝、水溶液濃縮処理や水の取り出しにかかる大幅な省エネを実現

エネルギー 省エネルギー】 【掲載日】2021.10.22 【情報源】企業/2021.09.22 発表

 株式会社東芝は、水溶液に含まれる成分や物質(有価物)を抽出する濃縮技術において、従来の濃縮方法に対して1/4の消費エネルギーと、2.4倍の高濃縮率を両立する正浸透膜法向けの浸透圧物質開発に成功した。
 従来の濃縮技術は蒸発や加圧といった処理が必要となり、濃縮には大量のエネルギーを要していたが、今般開発した技術は、濃縮対象の水溶液から浸透圧の原理を用いて水を自発的に取り除くことで、省エネルギーを実現。また、開発した浸透圧物質は、濃縮処理後に水と容易に分離できるため、再利用が可能となる。
 同技術は、化学品や医薬品の製造、廃液処理、レアメタルの回収等への適用が考えられ、水の再利用、天然資源の持続可能な利用と廃棄物による環境負荷の低減も見込めるため、循環型社会形成への貢献も期待できる。
 開発した浸透圧物質が溶け込んだ水溶液(浸透圧溶液)は、事前に吸収させたCO2を脱離することで水と浸透圧物質が分離するため、浸透圧物質は繰り返し利用することが可能となる。
【株式会社東芝】

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