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環境ニュース[海外]

フランス環境省、環境影響の少ない太陽光発電拡大のため行動計画を発表

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2021.11.18 【情報源】フランス/2021.11.03 発表

 フランス環境省は、太陽光発電を促進するための10項目の行動計画を発表した。フランスの太陽光発電の設備容量は大きく伸び12ギガワットを超えた。しかし多年度エネルギー計画の目標を達成するには今後7年間で3倍に、また2050年に気候中立を実現するには7倍以上に増やす必要があるという。一方でフランスは、農地や自然の土地をコンクリート等で覆う土地人工化の防止も国の優先事項としている。行動計画は環境への影響が少ない設備の規模や設置場所を考慮しながら発電容量拡大を図るもので、その内容は、
 1)建物の屋上や劣化した土地では設備規模等の条件を緩和
 2)倉庫や駐車場へのパネル設置を義務化
 3)屋上や劣化土壌でのプロジェクト予算枠を設け入札募集を定期的に実施
 4)公有地で2025年までに1000件のプロジェクトを実施
 5)生物多様性、土壌、景観への影響を調査し、優良実施方法を推奨
 6)土地利用の影響が少ない小規模プロジェクトには行政手続きを簡素化、など。
 すでに政令が公示され実施に移されたものもある。
【フランス環境省】

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