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環境ニュース[海外]

国際エネルギー機関、再生可能エネルギー発電の導入は今後も加速する見込みと報告

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2021.12.20 【情報源】国際機関/2021.12.01 発表

 国際エネルギー機関(IEA)は、再生可能エネルギー(再エネ)に関する2021年報告書を公表した。これによると2021年は、ソーラーパネルや風力タービンの原材料費上昇にも拘わらず、再エネの導入発電容量は290GW(うち太陽光発電が約160GW)に増加し、前年に続き過去最高を更新する見込みだという。
 国連気候変動枠組条約第26回締約国会議(COP26)を機に、各国政府が政策やクリーンエネルギー目標を強化したことで再エネ導入が加速。2026年には世界の再エネ発電容量が2020年比で60%以上増加し4800GWを超え、発電容量増加分の約95%を再エネが占めると予測する。再エネ成長は全ての地域で2015-2020年期に比べ拡大し、中国、インド、欧州、アメリカで大幅に加速。各国政府が、認可や系統連系、社会受容性、政策の一貫性等の課題を克服することで更に成長を加速できると指摘する。しかし2050年の実質ゼロ排出達成には不十分で、再エネ発電、バイオ燃料、再エネの熱利用等の更なる導入加速が必要だという。
国際エネルギー機関

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