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環境ニュース[国内]

花王、プラスチック使用量削減に向け「プラスチック製アイキャッチシール」添付商品の生産を終了

ごみ・リサイクル ごみ処理】 【掲載日】2022.02.18 【情報源】企業/2022.01.12 発表

 花王株式会社(社長・長谷部佳宏)は、2021年12月末をもって、アテンションツール「プラスチック製アイキャッチシール」を添付した商品の生産を終了した。これにより、2020年に公表した2021年までのプラスチック製アイキャッチシール全廃を、海外含め花王グループ全体で達成した。この取り組みは、花王のESG戦略「Kirei Lifestyle Plan」(キレイライフスタイルプラン)の重点取り組みテーマのなかでは「ごみゼロ」に貢献するものとなる。
 「プラスチック製アイキャッチシール」は、消費者が商品を購入する際に、商品特徴や正しい使用方法などを的確に伝達できるメリットがある反面、プラスチック使用量が増え、プラスチックごみや廃棄時のCO2が増大するといった課題があった。今回花王は、従来アイキャッチシールに記載していた情報を、ボトル容器への表記等で引き続き伝えらえるような工夫を凝らしながら、アイキャッチシール全廃を達成している。また、誤購入や誤使用を防ぐため添付が必要と判断した場合は、注意表示ラベルの素材をプラスチックからFSC認証紙へと変更している。この取り組みにより、約60トンのプラスチックを削減している。
 花王は、毎日の暮らしの中で使用する製品を提供する企業の責務として、製品のライフサイクル全体を通じた環境負荷の低減に積極的に取り組んでいる。2019年4月にはESG戦略「Kirei Lifestyle Plan」を策定し、19の重点取り組みテーマを設定。花王がこれまでの企業活動の中で培ってきた「よきモノづくり」の思想を「ESG視点でのよきモノづくり」へと高め、環境や社会に配慮した取り組みを強化している。
【花王株式会社】

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