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環境ニュース[国内]

サントリーグループ、「サントリー環境目標2030」を改定

水・土壌環境 その他(水・土壌環境)】 【掲載日】2022.03.03 【情報源】企業/2022.01.12 発表

 サントリーグループは、世界が抱えるさまざまな課題にこれまで以上に真摯に向きあい、持続可能な社会の実現に向けて挑戦を続けるべく、「サントリー環境目標2030」を改定し、水に関する取り組みを加速する。

 同グループは、水や農作物など自然の恵みに支えられた食品酒類総合企業として、「水と生きる」をステークホルダーとの約束、「人と自然と響きあう」を使命に掲げ、創業以来、持続可能な社会の実現を目指してきた。なかでも水に関しては、グループ全体で共有する「水理念」のもと、自然環境の保全・再生活動など、さまざまな取り組みをグローバルに推進している。
 水のサステナビリティをグローバルに推進する国際標準の権威ある機関「Alliance for Water Stewardship(AWS)」の認定を日本で唯一取得しており、昨年にはAWSのメンバーシップ企業となった。日本における水管理の啓発やネットワーク構築を推進するリーダーシップを担う企業として取り組みを進めている。さらに、国際組織「Science Based Target Network」による水の科学的な目標設定の手法策定に、世界3社のパイロット企業として日本から唯一選定され参画し、今後グローバルに採用される手法を当グループの目標策定にも導入した。

 今回、「工場節水」「水源涵養」「原料生産」に関する目標を改定する。目標達成に向け、工場では、革新的な省水プロセス、循環利用、カスケード(多段階)利用プロセスなどの導入を通じて節水を進める。また、水ストレスの高い流域の水課題に応じて水総使用量削減の必要性を検証するとともに、日本の「天然水の森」で得た知見を活かし、科学的アプローチによる水源涵養活動を展開していく。さらに、サプライヤーとの協働体制を構築し、原料生産における水使用効率の向上に努めていく。
【サントリーホールディングス株式会社】

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