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環境ニュース[国内]

日本製鉄、自動車向けソリューション提案によるライフサイクルでの温室効果ガス排出量削減効果の定量化

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2022.03.11 【情報源】企業/2022.01.24 発表

 日本製鉄は、鉄鋼製造プロセスでのカーボンニュートラルの実現に取り組むとともに、次世代鋼製軽量自動車コンセプト「NSafe(R)-AutoConcept(以下、NSAC)」の提案により、自動車のライフサイクル全体での温室効果ガス排出量削減に取り組んでいる。
 日本製鉄は、自動車車体および車体を構成する各部材の軽量化を中心とするソリューション提案時に、当該提案が温室効果ガス排出量削減にどの程度効果がある取り組みかを明確にするため、部材設計段階でのLCAによる温室効果ガス排出量削減効果の定量評価を開始した。
 具体的には、自動車一台のライフサイクルでの温室効果ガス排出量を、WorldAutoSteelが公開しているUCSBモデル5 1)を用い、その算出結果から対象となる自動車部材の寄与分だけを抽出して評価を行う。

 カリフォルニア大学サンタバーバラ校が開発した自動車LCA計算モデル。このモデルでは、鉄鋼、アルミ合金、CFRP(炭素繊維強化プラスチック)など、車体を構成する素材毎に大きく異なる温室効果ガス排出原単位の影響を加味した評価、および素材構成比が温室効果ガス排出量に与える影響の検討が可能。
 日本製鉄は、常に世界最高の技術とものづくりの力を追求し、国連で採択された「持続可能な開発目標」(SDGs)にも合致した活動(「気候変動に具体的な対策を」)を通じて、これからも社会の発展に貢献していく、としている。
【日本製鉄株式会社】

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