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環境ニュース[海外]

国連食糧農業機関、国別温室効果ガスインベントリ作成支援のため「Collect Earth」に新機能を追加と発表

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2022.04.11 【情報源】国連/2022.03.23 発表

 国連食糧農業機関FAO)は、国別温室効果ガス(GHG)インベントリ作成支援のため、FAOが無料公開している衛星画像データによる土地利用・土地利用変化のデータ収集・解析ツール「Collect Earth」に新機能を加えると発表した。GHGインベントリ作成の困難な国は多く、気候変動に関する政府間パネル(IPCC)は各国の排出量算定のために「IPCCインベントリソフトウエア」を提供しているが、データの質・量やデータ管理システムに問題を抱える国々にとっては使いにくいという。追加される新機能は、「IPCCインベントリソフトウエア」に「Collect Earth」の生成する土地利用変化のデータを組み入れて、各国が自国のGHGデータとして編集し報告できるようにする。現在、IPCCの国別インベントリタスクフォースと協力して作業を進めている。Collect Earthは、Google Earth、Google Earth Engine、Bing Mapsを連結したツールで、2016年から公開され利用の簡便さが特徴である。
国連食糧農業機関

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