一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境ニュース[国内]

商船三井、PetronasとCCUS向け液化CO2海上輸送事業開発の協力に関する覚書を締結

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2022.04.14 【情報源】企業/2022.02.08 発表

 株式会社商船三井は、マレーシア国営エネルギー事業会社Petroliam Nasional Berhad(Petronas社)と、CCUS(Carbon Capture, Utilization and Storage)向けの液化CO2海上輸送に関し事業開発を共同検討する為の覚書を締結し、2022年2月7日、同社社長とPetronas社副社長兼上流部門CEO Adif Zulkifli氏にてオンラインでの署名式を行った。
 この覚書に基づき、商船三井とPetronas社はまずはアジア大洋州地域におけるCCUSの実現のため、液化CO2海上輸送中心に検討を進めていく。当該事業の役割として、同社は回収されたCO2を目的地まで海上輸送する最適手段を確立するため、CCUSバリューチェーン全体の見地に立った液化CO2輸送船の仕様検討等を行う。また、本事業開発には同社が2021年3月に出資した、液化CO2船を30年以上に渡り管理するラルビック・シッピング社(Larvik Shipping AS:LS社)も当検討に加わり、同社の液化CO2安全輸送ノウハウ等で貢献する。
 液化CO2海上輸送はCCUSバリューチェーンの中で回収地と貯留地、回収地と有効利用地を効率的に結ぶ手段の一つとして重要な役割を担う。同社はLS社への出資により液化CO2海上輸送事業に既に参入しており、本覚書の締結を通じ、液化CO2海上輸送への取組みを更に加速させ、低・脱炭素社会の実現に貢献していく。また、「商船三井グループ 環境ビジョン2.1」で掲げる2050年までにグループ全体でのネットゼロ・エミッション達成を目指す。
【株式会社商船三井】

情報提供のお願い(企業・自治体の方へ)

記事に含まれる環境用語

プレスリリース

関連情報

関連リンク