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日立エナジー、脱炭素社会の実現に向けたクリーンエネルギーへの転換を支援する洋上風力向け製品群「OceaniQ(TM)」を販売

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2022.06.13 【情報源】企業/2022.04.05 発表

 日立エナジーは、このほど脱炭素社会の実現に向けたクリーンエネルギーへの転換を支援する洋上風力向け製品群「OceaniQ(TM)」を発売。OceaniQは、洋上風力特有のニーズに対応するよう設計された製品・サービス・ソリューションで、洋上風力発電事業者向けに提供、モジュール式のため迅速な設置ができるとともに、デジタルを活用した安全・確実な遠隔監視や予兆診断などのサービスの提供も可能である。さらに、過酷な海洋環境に耐えられるよう頑丈に設計されており、耐用年数中の物理的な修理の必要性を最小限に抑えることができる。

 洋上風力発電は、現在、世界で35GW以上の発電能力を有している。しかし、風力発電機器の固定に適した条件の海底が限られることに加え、水深60mを超えると機器の固定自体が難しくなることから、これまで一部の海域での建設にとどまってきた。こうした中、浮体式洋上変電所と浮体式洋上風力発電機は、水深の深い海域での洋上風力発電所の建設を可能にし、世界の洋上風力発電の発電容量を大幅に増加させるソリューションとして、近年注目を集めている。
 OceaniQ変圧器製品群は、浮体式洋上風力発電事業者と協力し、浮体式洋上風力発電所向けに最適設計したもので、軽量・コンパクト・モジュール式という特徴を備えている。

 日立エナジーは、「持続可能なエネルギーの未来を実現する」という目標の達成に向けて、2021年4月にCO2換算排出量を大幅に削減する環境効率の高い製品・サービス・ソリューション「EconiQ(TM)」を、2021年11月にHVDCおよび静止型無効電力補償装置(STATCOM)などの電力品質ソリューション向けデジタルツインソリューション「IdentiQ(TM)」を発売した。今回のOceaniQの発売は、これらに続くものであり、持続可能なエネルギーの未来に貢献する。
【株式会社日立製作所】

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