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川崎重工業、液化水素運搬船「すいそ ふろんてぃあ」が日刊工業新聞社主催・日本産業技術大賞で内閣総理大臣賞を受賞

エネルギー 燃料電池】 【掲載日】2022.06.13 【情報源】企業/2022.04.06 発表

 川崎重工が開発・建造した世界初の液化水素運搬船「すいそ ふろんてぃあ」が、日刊工業新聞社主催の第51回 日本産業技術大賞において、最高位の内閣総理大臣賞を受賞した。日本産業技術大賞は1972年に創設された歴史ある賞で、その年に実用化された革新的な大型産業設備や先端技術の開発など、産業界や社会の発展に貢献した製品を表彰するもの。

 「すいそ ふろんてぃあ」は、次世代エネルギーとして期待される水素を、海外から効率よく安定して日本に輸送する技術の確立を目的に開発された世界初の液化水素運搬船である。気体の水素を-253℃に冷やし、体積を800分の1に縮小した液化水素を75トン積載できる約1,250m3の高い断熱性を有するタンクを搭載している。

 「すいそ ふろんてぃあ」の開発は、2015年のNEDO助成事業「未利用褐炭由来水素 大規模海上輸送サプライチェーン構築実証事業」として開始した。2016年には、岩谷産業株式会社、シェルジャパン株式会社、電源開発株式会社と技術研究組合CO2フリー水素サプライチェーン推進機構「HySTRA」を結成し、ユーザーからの視点を踏まえた安全性の検討など、開発を本格化し、2017年度からは、本格的な設計・建造に着手し、2019年12月には同社神戸工場で進水式を行い、2021年12月に日本海事協会より船級を取得した。また、同年12月24日から2022年2月25日にかけて、オーストラリアで製造した液化水素を神戸港まで輸送する実証試験を無事に成功させた。
【川崎重工業株式会社】

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