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環境ニュース[国内]

積水化学工業、ごみをエタノールに変換する1/10スケールの実証プラントが岩手県久慈市に完成

ごみ・リサイクル ごみ処理】 【掲載日】2022.06.14 【情報源】企業/2022.04.11 発表

  積水化学工業株式会社と、株式会社INCJ、積水バイオリファイナリー株式会社は、積水化学と米国ベンチャー企業LanzaTech NZ, Inc.が共同開発した、微生物を活用して可燃性ごみをエタノールに変換する技術の実証事業の実施、技術検証及び事業展開を行うことを目的として、岩手県久慈市にて実証プラントの建設を進めてきたが、このほど竣工した。
 この実証プラントは、積水化学及び経済産業省が所管する官民ファンドであるINCJが共同で設立したSBRが建設した。また、環境省委託事業による⽀援を受けている。
 実証プラントにおいては、BRエタノール技術の実用化・事業化に向けた最終段階の検証を行うため、スケールアップ時の技術検証、システム最適化、安定稼働の確認、事業性の確認などを行う計画である。標準的な規模のごみ処理施設が処理するごみの1/10程度の量(約20t/日)を久慈市から譲り受けて原料とし、エタノールを生産する。また、自治体やごみ処理関連企業、プラントメーカーなどに、プラント見学やBR事業の説明、エタノールのサンプル提供などを通じて、BRエタノール技術を理解してもらい、新しい資源循環社会システムの創生をパートナーとして共同で推進したいと考えている。
【積水化学工業】

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