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環境ニュース[国内]

ユニ・チャーム、令和3年度 エコシップ・モーダルシフト事業優良事業者「海運モーダルシフト大賞」を受賞

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2022.07.04 【情報源】企業/2022.05.11 発表

 ユニ・チャーム株式会社の生産子会社であるユニ・チャームプロダクツ株式会社は、「令和3年度 エコシップ・モーダルシフト事業優良事業者表彰式」において「海運モーダルシフト大賞」を共同受賞し、国土交通省海事局長より表彰を受けたことを発表。

 ユニ・チャームプロダクツ株式会社は、住友精化株式会社、株式会社日立物流、株式会社バンテックと共同して、大型トラックを用いた陸送中心の物流から、エネルギー効率のよい海上輸送を取り入れた物流へと選択肢を拡充する取り組みを進めた。この取り組みにより、二酸化炭素(CO2)排出量が低減し、合わせてトラックドライバーの労働時間が短縮するなど、将来にわたる持続可能性への貢献が高く評価され今回の受賞となった。

 具体的な取り組み内容
  @海外輸出用コンテナの国内資材輸送転用によるラウンド運行
   大型トラックで輸送していた紙おむつ資材を、積載量の大きい海外輸出用40フィートコンテナに変更することで運行回数を半減。
  A海運モーダルシフトの実現
   トラックにて陸上輸送していた一部区間を環境負荷の小さな船舶利用へと切り替えた。
  Bトラックドライバーの労働時間短縮
   船舶の有効活用によりドライバーの労働時間削減を図り、将来にわたる持続可能な物流を確立。

 この取り組みを通じて、二酸化炭素(CO₂)排出量の61.8%削減(年間換算271トン)、ドライバー運転時間59%削減(年間換算2,077時間)を実現した。
 物流業界は、ドライバー不足や物流費の上昇、二酸化炭素(CO₂)排出量の削減など、様々な課題を抱えており、同社では今後も持続可能な物流体系構築と環境負荷低減に向け、環境保護の推進や、社会課題を解決し、SDGsの達成に貢献していく、としている。
【ユニ・チャーム株式会社】

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