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環境ニュース[海外]

化学物質・廃棄物関連3条約の締約国会議、電気電子機器廃棄物等に関する重要な決定を採択して閉幕

健康・化学物質 有害物質/PRTR】 【掲載日】2022.07.05 【情報源】国連/2022.06.17 発表

 国連環境計画UNEP)によると、2022年6月6日からスイスのジュネーブで開催されていた化学物質・廃棄物関連3条約(バーゼル条約ロッテルダム条約ストックホルム条約)の締約国会議が17日に閉幕した。会議には世界中から1500人超が参加した。
 主な成果は以下の通り。
 バーゼル条約第15回締約国会議:附属書II、VIII、IXの画期的な改正(有害性の有無に係りなく、全ての電気電子機器廃棄物越境移動には輸入国・通過国の事前通報・同意手続きが必要とする)、水銀廃棄物等に関する技術ガイドラインを採択
 ロッテルダム条約第10回締約国会議:2種の工業化学物質(デカブロモジフェニルエーテル、ペルフルオロオクタン酸とその塩及び関連物質)を対象物質に追加すること等を決定
 ストックホルム条約第10回締約国会議:泡消火薬剤や絨毯、ノンスティック調理器具等に幅広く使用され、神経系、脳の発達、甲状腺ホルモンへの影響が認められたペルフルオロヘキサンスルホン酸(PFHxS)とその塩及び関連物質を附属書A(廃絶)に追加すること等を採択
国連環境計画

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