一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境ニュース[国内]

ENEOS株式会社、アラブ首長国連邦と日本間のクリーン水素サプライチェーン構築に向けた共同事業化検討契約を締結

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2022.07.28 【情報源】企業/2022.06.07 発表

 アラブ首長国連邦(UAE)アブダビ首長国国営石油会社(Abu Dhabi NationalOil Company(ADNOC)、ENEOS株式会社、三井物産株式会社の3社は、共同事業化検討契約書を締結し、UAEと日本間のクリーン水素サプライチェーン構築に向けた協業検討を開始する。
 同検討は、アブダビのルワイス工業地域内に所在するADNOCの製油所・石油化学工場由来の副生水素、および天然ガスから生産されるブルー水素を、効率的な水素の輸送形態であるメチルシクロヘキサン(MCH)に変換し、日本に輸出することを目的としている。3社は、年間5万トン規模の水素生産設備の技術実証と、商用段階を想定した年間20万トン規模への拡張可能性に関するフィージビリティスタディーを実施する。
 ENEOSは、2040年グループ長期ビジョンにおけるありたい姿の一つとして「低炭素・循環型社会への貢献」を掲げ、カーボンニュートラルの実現に向けて取り組んでいる。CO2フリー水素サプライチェーンの構築を推進する同社は、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)から採択された「グリーンイノベーション基金事業」である「MCHサプライチェーンの大規模実証」の一環として、UAEにおけるMCH製造および出荷設備の検討を行っていく。
 3社は、これまで培ってきた技術や知見のほか、それぞれが保有する資産を活用することで、カーボンニュートラルの実現に向けて、CO2フリー水素の安定的かつ経済的なサプライチェーンの構築を目指す。
【ENEOS株式会社】

情報提供のお願い(企業・自治体の方へ)

記事に含まれる環境用語

プレスリリース