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環境ニュース[国内]

積水化学、ごみを資源に変換するバイオリファイナリー事業の新ブランド「UNISON TM」を立ち上げ

エネルギー バイオマス】 【掲載日】2022.08.22 【情報源】企業/2022.06.13 発表

 積水化学工業株式会社は、微生物を活用して可燃性ごみを資源に変換するバイオリファイナリー事業の新ブランド「UNISONユニゾン TM」(商標登録出願中)を立ち上げた。「UNISON TM」の普及を通じて、幅広いステークホルダーにパートナーとして参加してもらい、新しい資源循環社会システムの構築を目指していく。

 「UNISON TM」は、BRエタノール技術をはじめとした、微生物を活用して可燃性ごみから資源を生み出すバイオリファイナリー事業のブランド。同技術は、ごみ処理施設に収集された可燃ごみを分別することなくガス化し、このガスを米国企業LanzaTech NZ, Inc.が開発した微生物により化学触媒や熱・圧力を用いることなくエタノールに変換する世界初の革新的技術となる。化石資源利用を減らし、二酸化炭素の排出抑制や、海洋プラスチック問題の解決にも寄与することで、持続可能な社会の実現への大きな貢献が期待できる。

 同社が目指す「新しい資源循環社会システム」は、生活を豊かにするために生まれ、その役割を全うして廃棄された“ごみ”を、材料に還して繰り返し利用する循環をつくるシステム。そのためには幅広い参加者(企業、自治体、消費者、官公庁など)との共同作業が必要であり、持続可能な社会への共感創造を広く進めたいと考えている。
【積水化学工業株式会社】

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