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環境ニュース[国内]

トヨタ、民間6社による「次世代グリーンCO2燃料技術研究組合」を設立

エネルギー バイオマス】 【掲載日】2022.08.31 【情報源】企業/2022.07.20 発表

 トヨタ自動車株式会社、ENEOS株式会社、スズキ株式会社、株式会社SUBARU、ダイハツ工業株式会社、豊田通商株式会社の6社は、燃料を「つくる」プロセスでの効率化を研究するため、「次世代グリーンCO2燃料技術研究組合」を7月1日に設立した。

 カーボンニュートラルの実現には、多種多様な地域・消費者のニーズに対応するため、多様なエネルギーの選択肢を提供することが重要になる。再生可能エネルギー由来の電力を基にした水素や合成燃料、植物の光合成によりCO2を削減できるバイオエタノール燃料も有力な選択肢であり、気候変動に関する政府間パネルにおいてもその有効性が確認されている。しかし、いずれの燃料においても、原料調達だけでなく製造工程におけるCO2排出量の低減や社会実装に向けた課題を明らかにし、その解決方法を探索することが不可欠となっている。

 本研究組合では、カーボンニュートラル社会実現のため、バイオマスの利用、生産時の水素・酸素・CO2を最適に循環させて効率的に自動車用バイオエタノール燃料を製造する技術研究を進めていく。具体的な研究領域は下記の通りになる。

 ・エタノールの効率的な生産システムの研究
 ・副生酸素とCO2の回収・活用の研究
 ・燃料活用を含めたシステム全体の効率的な運用方法の研究
 ・効率的な原料作物栽培方法の研究
【トヨタ自動車株式会社】

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